それは突然始まった。
兆候はあった。微熱が何ヵ月も続いたり
めまいや耳鳴り、頭痛がひどかった。
夜中に目が覚めて朝まで眠れなかった。それでも仕事に行かなきゃ食べていけない。
がんばらないと。行かないと。職場に迷惑はかけられない。甘えちゃいけない。
何度も自分を奮い立たせてため息ついて
重い身体を引きずって栄養ドリンクとサプリメントと鎮痛剤。これが必須の日々だった。
日勤と夜勤を繰り返し職場では、なんでもないような顔して乗り切る。
帰宅したらスイッチは完全にオフ。ベッドに倒れこんでごはんもお風呂も着替えさえめんどくさい。
そうそう。
この半年くらい
めんどくさい。これはかなりの口癖だった。
わんこ様のトイレを替えてごはんをあげて
これだけはめんどくさがらずに
遊んであげられなくてごめんね。と
毎日謝ってた。
それでもいい仕事が出来た時は気分も良くて
かなり体調に波があった。
45歳。おひとりさま。
そりゃ、更年期ですもの。
もうガンガン夜勤できる年齢でもないのか?
そろそろ私も働き方改革が必要か?
なんて思ってた矢先のことだった。
いつもの夜勤を終えて
さぁー久しぶりの連休だ!!
いっぱい寝るぞ~!
いっぱいYouTube見るぞ!
なんて思いながらスーパーで買い出し中に
吐き気が襲ってトイレで嘔吐。
ありゃありゃ。。。
はよ帰ろ~と
帰宅後、ゴロンと横になった。
それから二日間。熱は出るわ、倦怠感で起き上がれないわ、眠れないわ、泣きたくなるわのオンパレード。
上司に電話して受診を勧められ
さらに3日の休みが決定した。。。
つづく